周りは今日も普通に働いている。
でも自分だけ止まっている感覚がする。
「戻らなきゃ」と思うたびに、胸の奥が少し重くなる。
それでも、そんな自分を悪者にしたくないと思い始めている。
現代社会で必要とされている体力と気力が、私にはもうない気がする。
若い頃もなかったけれど、「こんな自分じゃだめだ」と思いながら、本当の自分を悪者にして燃やしたエネルギーでここまで来た。
30歳を過ぎて、20代の頃みたいにはもう行かないと、ようやく認めざるを得なくなった。
30代で社会復帰が怖くなるのはなぜ?
30代になると、働くことや社会復帰に不安を感じる人は少なくありません。
体力の問題やブランク、周りの期待など、いろいろな理由が重なるから。
私も社会復帰を考えたとき、同じような不安を感じた。
先日、インフルエンザにかかった。
高熱が続き、体は思うように動かず、ただ横になっている時間が続いた。
治っても、フラフラしながら歩くのもつらい。
食欲もわかない。
でも正直に言えば、少しだけほっとしている自分もいた。
病気であれば、休む理由があるから。
元気になったら、また“戻れる”状態になってしまう。
そう思うと、治ることさえ少し怖かった。
本当に怖いのは、仕事そのものじゃない。
また「こんな自分じゃだめだ」と思いながら生きることだ。
私はたぶん、強くなりたいわけじゃない。
誰の目も気にせず、弱い自分を否定せずに生きていたい。
できれば、そんな自分をそのまま愛してもらいたい。
少し外に出ると、昼間の街は驚くほど静かだ。
誰も歩いていない時間帯、社会と少し距離がある感覚に、私は安心している。
でも、ひとりで生きたいわけじゃない。
夫との生活は幸せだし、完全に社会と断絶したいわけでもない。
ただ、チューニングが少し合わないだけなのかもしれない。
社会との距離については、こちらの記事でも考えています。
「社会復帰が怖いとき、過去の自分を基準にしなくていい理由」
怖い=弱い、なのだろうか。
もしかしたら、同じように社会に戻るのが怖いと感じている人がいるかもしれない。
焦っているのに動けない。
元気にならなきゃいけないのに、治ることさえ少し怖い。
もしそうなら、それは弱さじゃない。
きっと、もうこれ以上自分を燃やさないための、
体と心のブレーキなのだと思う。
まだ答えは出ていない。
でも、戻れない自分を悪者にはしたくないと思っている。
同じように「30代で働くのが怖い」と感じている人が、少しでも安心できたらうれしい。
もし今、社会に戻ることが怖いと感じているなら、あなたはどんな距離で社会と関わりたいと思いますか。


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