社会復帰が怖いとき、過去の自分を基準にしなくていい理由|30代で働くのが怖い人へ

生き方ノート

社会復帰するかどうかを、今この瞬間に決めなきゃいけない気がしてしまう。

社会復帰を考えると、胸が少しざわつく。
元気になったはずなのに、なぜか怖い。

それは本当に「今」なのだろうか。

20代の自分を基準にすると、今の自分はどうしても足りなく見える。
その基準は、本当に今の自分のためのものだろうか。

「怖いなんて甘えでは?」と自分に問いかけてしまう。
それが異常だと、誰が決めたんだろう。

体が回復すると、社会にも復帰できる気がしてしまう。
心のチューニングは、体とは別の速度で動いている。

前はできていたのに、と比べる。
あの頃の自分は何かを燃やしていなかっただろうか。

社会復帰が怖いのは、壊れたからではない。
もう壊れたくないから、かもしれない。

怖いのは、正常なのかもしれない。
それは心がきちんと働いている証拠なのだと思う。

気づくと、20代の自分を基準にしている。
あの頃はできていたのに、と。

辞める選択肢はなかった。
東京に出てきて、何者かになりたかった。
大人になった証明がほしかった。

立ち止まる発想もなかった。
合わないという言葉も知らなかった。

朝が苦手なら直すべきだと思っていた。
人と話すのが苦手なら、得意にならなきゃいけないと思っていた。

逃げ場がないと、人は意外と動けてしまう。
選択肢がないから、前に進むしかない。

20代の私は強かったのではなく、
立ち止まるという選択肢を知らなかっただけかもしれない。

もしあの頃、「合わない」と言ってもいいと知っていたら。
もう少し違う選び方ができたのだろうか。

当時の私は、その選択肢を知らなかった。
だから、あのときの自分を責めることも、少し違う気がしている。

過去の自分を基準にするたびに、今の自分が弱く見える。
本当は、基準のほうが過酷だったのかもしれない。

MBTI>>INTJ(建築家)とINTP(論理学者)の狭間の思考型。
トイレで下痢しながら会議に参加していたほど自分を追い詰めるプロ。
消耗しすぎて会話や日常生活が難しくなったが、自分だけの仕様書(Book of Shadows)を構築。
猫の体温と夫との静かな時間を守りながら、思考型の生きやすさを追求中。

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